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市況ニュースなどでは「日経平均は先物主導で上昇し・・・」などと聞くことも多くなりました。
デリバティブ商品が増え、デリバティブ・マーケットが拡大したことにより、先物取引が現物の株価に影響することが増えてきたようです。今や日本の株価指数先物取引は、年間合計売買代金などに関しては世界のトップクラスの位置にあります。
先物は「裁定取引」によって、現物株の値動きに多大な影響を与えます。先物が現物よりも割高な時に、先物を売って現物を買うという「裁定取引」は、一時的に現物買いによる相場全体の上昇を促します。
しかしこの取引の解消、つまり現物株の売りが始まると、相場を圧迫することになります。
従って現物買いのみを好む投資家からの批判が起こることもありますが、その批判とは裏腹に、日経225は着実にファンを増やしているのです。
日経225が先物市場でシェアを伸ばし続けるのには、いくつかの理由があります。以下は私なりの見解です。
・相場を読む力に優れている機関投資家や証券会社のディラーなど、巨額資金を運用する投資家に好まれているのではないか?
・ファイナンシャル・プランナーなどの金融系の資格が普及し、「資産運用」という概念が身近なものになった。それにより投機的商品に関するしっかりとした知識を持ち、その上でチャレンジする投資家が増えのではないか?
・国内景気は上昇傾向にあるものの、個別企業の業績の伸びはイマイチ。個別銘柄を現物・信用などで取引するよりも、相場全体をカバーした日経225であれば、よりアクティブな取引ができると考える投資家が多いのではないか?
以上のような推測を立ててみましたが、いずれも共通するのは「経済・金融の知識に富み、その知識に裏付けされた積極性を持つ」人々が携わっているという点です。今後もさらにこのような投資家が増え、日経225は先物市場だけに限らず資産市場全体におけるシェアを伸ばし続けるのではないでしょうか?
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